天皇賞2016を定量データと定性データで分析してみよう

今週は秋の天皇賞が開催されます。今年は気合いを入れて穴馬を見つけるために、定量データと定性データ分析を用いて穴馬予想をしてみようと思います。

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ちなみに、定量データとは数値化できる情報のこと。定性データは数値化できない文章などの情報をいう。競馬で言えば、人気ごとの勝率や回収率、枠ごとの勝率や回収率などの数値化できるデータは定量データ。定性データは、数値化できない人の思いや文章などです。

例えば、天皇賞の舞台である東京芝2000Mは外枠不利。などは、良く言われる言葉ですが、これは、過去の戦績から数値化できるため定量データになります。

定性データは「東京競馬場は日本を代表する競馬場だから、他の競馬場より格上」という意見があったとします。これを検証するには競馬場の格について定義したり、日本の代表ということは、どういうことかなど、数値化できない意味合いを含んでいます。

こういった定量・定性の側面から天皇賞での穴馬探しを検証してみたいと思います。

 

まずは、誰もが好きな定量データから。(JRAのHPより一部抜粋)

 

単勝人気別成績(過去10年)

1番人気4-2-2-2 40%60%80%(勝率・連対率・複勝率)

2番人気0-3-3-4  0%30%60%

3番人気0-0-2-8  0%0%20%

4番人気1-1-0-8 10%20%20%

5番人気4-0-0-6 40%40%40%

6・7番人気1-3-3-13 5%20%35%

8番人気以下0-1-0-103 0%1%1%

8番人気以下の大穴は過去10年間で1度も勝っていない。

 

馬番別成績(過去10年)
馬番   成績    勝率 連対率 3着内率
1、2番 2-2-1-15  10.0% 20.0% 25.0%
3、4番 2-1-0-17  10.0% 15.0% 15.0%
5、6番 0-0-3-16   0%  0% 15.8%
7、8番 2-3-2-13  10.0% 25.0% 35.0%
9、10番 0-3-0-17   0% 15.0% 15.0%
11、12番 2-0-1-17  10.0% 10.0% 15.0%
13、14番 2-1-0-17  10.0% 15.0% 15.0%
15、16番 0-0-3-17   0%  0% 15.0%
17、18番 0-0-0-15   0%  0%  0%

馬番が⑮番以降の大外枠は苦しい傾向にあるが、今年はフルゲートにはならなそうなので、そこも考慮が必要。

 

 年齢別成績(過去10年)
年齢  成績    勝率 連対率 3着内率
3歳 0-2-3-10    0% 13.3% 33.3%
4歳 4-5-2-29   10.0% 22.5% 27.5%
5歳 5-3-3-39   10.0% 16.0% 22.0%
6歳 0-0-2-26    0% 0% 7.1%
7歳 0-0-0-30    0% 0% 0%
8歳以上 1-0-0-10  9.1% 9.1% 9.1%

6歳馬以上は連にすら絡んでいない。3歳馬が意外と複勝圏で活躍。

 

他にも定量データはあるが、以上から言えることは、近年の競馬の早熟化からすると、3歳~5歳。人気で言えば1番人気~7番人気までで、7枠より内枠の馬が狙い目ということになる。

 

 

次に定性データから分析してみよう。

 

秋の天皇賞こそ最強決定戦と言える」

東京芝2000mで争われる天皇賞(秋)はマイル路線の馬から中長距離路線の馬まで参戦してくる範囲が広い。よって、多くの実力馬が参戦可能。また、開催時期も毎日王冠オールカマーなどローテーションの組みやすいステップレースが多いのも特徴。ただ、有馬記念までのローテーションを考えると、最近は天皇賞ジャパンカップ有馬記念という狭い間隔を使う馬はほとんどいない。どちらかに絞って参戦しているようだ。現代のスピード競馬を考えると、芝2000mは適距離だが、天皇賞は強い馬が集まりやすいレースとは言えるが、最強決定戦とは言えないだろう。

 

つまり、強い馬が集まりやすい天皇賞(秋)では、実力の劣る馬が、運によって好走することは考えにくい。定量データの人気ごとの勝率もそれを裏付けている。(大穴ねらいの僕はちょっと残念だが)

 

天皇賞は最も格が上のレースである」

賞金では有馬記念ジャパンカップよりも低い3番目の賞金額の天皇賞だが、やはり、明治38年から続く当レースは国内最古で、最も歴史と伝統あるレースであり、「古馬の最高峰」として陛下から盾の栄誉を授かる競争でもある。

 

よって、最も格が上のレースといってもよいのではないかと思う。

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デムーロ騎手の陛下への最敬礼は有名。デムーロ騎手の出身国であるイタリアは共和国制になる前は、伝統的な王国時代が長かったため、格式を重んじるのであろう。

日本人よりも王室や皇室へのリスペクトが強い海外ジョッキー。

今年はルメール騎手が最敬礼か?

 

 

「日本馬を世界一にしたい競馬関係者」

タイトルは直接天皇賞に関連していないが、天皇賞のローテーションから読み取れる分析をしてみたいと思う。

格が高いことと競馬関係者の思惑は別。ここ数年は天皇賞を目標にする馬が減少傾向にあるように感じる。今年はその傾向が特に顕著で、ゴールドアクターキタサンブラックジャパンカップに参戦予定。

しかも、天皇賞を休み明けに出走し、叩きレースにして香港カップを目標にしているような雰囲気の馬も見かける。

天皇賞と香港Cは同じ距離の芝2000m。同日に開催される香港ヴァーズは芝2400mで、JCと香港ヴァーズを天秤に賭けた場合、賞金額で勝るJCを目指すだろう。

また、世界の主要GⅠの凱旋門(仏)、ブリーダーズカップターフ(米)キングジョージ&Qエリザベス(英)、ドバイシーマクラシックなどはジャパンカップと同じ、すべて2400m。

 

日本競馬の目はJCや香港Cなど海外評価に注力しているのかもしれない。

 

 

これまでの定性データ分析の結果を基にすると、今年の天皇賞(秋)では、ここのレースを最大の目標に、目いっぱい調教を仕上げてきている馬が候補という事になる。

また、定量データ分析では7番人気以上で、4~5歳で、大外枠以外の馬ということになる。

以上の事から、その条件に当てはまる候補の中で、当日もっとも人気にならなそうな馬でを穴馬として挙げたい。

 

また、上記の予想ファクター以外にも、検討すべき情報はたくさんある(牝馬の勝率や複勝率が高いとか)ので、当日までに色々検討したいと思います。

 

 

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